アデノシン [adenosine]
 アデニン(核酸を構成する塩基)とリボース(糖)が結合したもの。
RNAの構成成分。

以下のリン酸との化合物がある。

 1. 「アデノシン一燐酸」
   アデノシンのリボースに一分子の燐酸がついた化合物。
   生体の代謝に重要な役割を果たす。
   AMP。 アデニル酸。

 2. 「アデノシン環状一燐酸」
   サイクリック-エーエムピー [cycclic AMP]と呼ばれる。
   ホルモンの第二伝令物質として、酵素の活性を調節する物質。
   AMPの燐酸が環状に結合しているもの。
   ATPからつくられAMPに分解される。

 3. 「アデノシン二燐酸」
   アデノシン三燐酸の燐酸一分子が取れた化合物。
   これにエネルギーが与えられると、再び燐酸と結合する。
   ADP。

 4. 「アデノシン三燐酸」
   アデノシンのリボース(糖)に三分子の燐酸がついて、
   二個の高エネルギー燐酸結合を持つ化合物。
   生体内に広く分布し、燐酸一分子が離れたり、結合したりすることで、
   エネルギーの放出・貯蔵、また、物質の代謝・合成に重要な役目を果たす。
   ATP。