「動脈硬化(動脈硬化症)」
動脈壁にコレステロールなどの沈着、変性などが起こって
弾力性がなくなり、血管が硬化した状態。
心筋梗塞や脳出血などの原因となる。
動脈硬化についてはいまだに不明な点がおおく、
その原因についても様々な説が提唱されて来ました。
歴史的な流れを見ると、大きく二つの説があります。
・脂肪説 「1856年、ウィルヒョウ(Virchow)が唱えた説で、
脂質の沈着が動脈硬化の原因として重要視する物。」
・血栓説 「1852年、(Rokitansky)が唱えた説で、
血管内膜表面にできた血栓の上を内皮細胞が覆う事が
動脈硬化の発端とする物。」
があり、最近ではこれらの説をまとめたものとして、
・傷害反応説 「ロス(Ross)らによって提唱されている。
血行力学的、化学的、または免疫学的な色々の因子により、
内皮細胞が傷害され、そこへ血小板が付着し、それに対して脂肪を取り込む
などにより、動脈硬化が成立するという説。」
現在、最も有力な説とされているのが「傷害反応説」で、