−(ふ)−
フラボノイド −以下の文章は特定の製品や商品とは関係なくかかれています。−
「フラボノイド系色素とは?」
ほとんど全ての植物の全器官に存在し、
特に、緑葉や白色野菜、柑橘類の皮の中に多く存在し、
それらの多くは配糖体の形で存在しています。
これらの色素は、「フラボン[flavone]」、「フラボノール[flavonol]」、
「フラバノン[flavanone]」、「フラバノノール[flavanonol]」、に分類され、
これらに属する色素の主な物をあげると表の様になります。
|
種 類
|
所 在
|
|
アピゲニン [apigenin] ケルセチン [quercetin] アビイン(配糖体) [apiin] ヘスペリジン(配糖体) [hesperidin] ナリンジン(配糖体) [naringin] シトロニン(配糖体) [citronine] ダイジン(配糖体) [daidzin] ルチン(配糖体) [rutin] トリシン [tricine] |
こうりゃん、ダリアの花 タマネギ最外部の黄褐色の皮 パセリの葉 温州みかん、だいだい、ポンカンの皮 夏みかんの皮、グレープフルーツ レモン 大豆 そば、茶 小麦 |

などの化合物があります。
また、植物化学の分野ではフラボノイド類を次の様に分類しています。
食品には、
無色のフラバノン類と、
黄色のフラボノール類が多く含まれており、
フラバノン類には、ヘスペリジンやナリンジンなどの色素が属し、
フラボノール類には、ルチンやケルセチンなどが属している。
フラボノイドは、植物中では配当体として存在する事が多く、
ルチンなどの毛細血管を保護する作用のある物などは、
「ビタミンP」と呼ばれているが、ビタミンと考えることには疑問が多い。
「フラボノイドの生理作用」
フラボノイドは、毛細血管を保護・丈夫にし、
その吸収力を調整する作用がある事が知られています。
最近では、フラボノイドの生理機能に関する研究の進展によって、
次の様な作用を持っている事が分かってきました。
この中で最も研究されているのが抗酸化性で、
「茶カテキン」のように商品化されているものもあります。
また、抗変異原生の活性作用のある物として、フラボノール配糖体やエラグ酸などが認められており、
抗ガン性(発ガン抑制)のある物としては、
ケルセチンやケンフェロールと言ったフラボノールのアグリコンが、
抗ウィルス作用のある物にはケルセチン、ルチン、カテキン、ヘスペリジン、ナリンギンなどが確認されています。