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パントテン酸 −以下の文章は特定の製品や商品とは関係なくかかれています。−
「ビタミンBの仲間です。」
パントテン酸は、ビタミンB群に属する水溶性ビタミンの一種です。
体内の酵素の作用に関わり、副腎皮質には欠かせない栄養素です。
水にはよく溶け、光、熱、酸素、なとには安定な性質を持っています。
また、パントテン酸の合成品は一般に、「カルシウム塩」として、
食品強化などのため、添加されたりしています。
「パントテン酸の歴史」
1931年に、「A.T.Ringrose」らのグループは、
鶏の皮膚炎が酵母で治癒することが出来ることを発見しました。
その後、この皮膚炎はニコチン酸やビタミンB6では治療出来ず、
これらと異なるビタミンの存在が考えられていました。
1933年に「R.J.Williams」らが酵母の成長因子を発見し、
これを「パントテン酸(広く分布する酸という意味)」と名づけました。
1939年には「T.H.Jukes」と「D.W.Woolley」らがそれぞれに鶏の抗皮膚炎因子が
パントテン酸であることを証明しました。
そして、1940年にはパントテン酸を合成することにより、その構造が決定されました。
「パントテン酸の働きとその効果」
パントテン酸の作用としては、次の事があげられます。
などの作用があります。
そして、それらによる効果として体に次の様な効果をもたらします。
「パントテン酸が不足すると」
パントテン酸は、食品中にもその分布が広い為、
人間が欠乏症を起こす事はまずないと考えられています。
よく知られているのに鶏、ねずみ、犬、ブタ、などの欠乏症があり、
マウスなどは、飼料中のパントテン酸を制限すると次の様な症状が出ることが分かっています。
このほか犬では、
人間の場合は、
人間の場合、欠乏症になるのはまれですが、症例がないわけではありません、
第二次対戦中にフィリピンや日本などで捕虜になった兵士が低栄養状態の為、
「灼熱脚症候群」と言う欠乏症になり、しびれや足の指のヒリヒリする痛み、
足部の焼けるような痛みなどの症状が現れ、この症状のうちの一つは、
パントテン酸の摂取により改善された事が分かっています。
パントテン酸は、人体内で腸内細菌により生産される事もあり、
上記の様な症例はまれで、普通の食生活をしている人はあまり心配する必要はないでしょう。
「パントテン酸の推奨摂取量と多く含む食品」
推奨栄養摂取量(RDA)は定められていませんが、
米国科学アカデミー食品・栄養審議会では、パントテン酸の安全で適当な摂取量を
成人で、一日4〜7mgとしており、幼児および子どもでは2〜5mgを推奨しています。
多く含む食品としては、酵母、レバー、大豆、ナッツ類、小麦胚芽、ふすま、緑色野菜、
などがあげられます。