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リン −以下の文章は特定の製品や商品とは関係なくかかれています。−
「リンの化学的紹介」
窒素族元素の一つ。
黄燐(白燐)・紫燐・黒燐・赤燐・などの同素体がある。
黄燐は蝋状の固体で毒性が強く、空気中に置くと自然発火し、燐光を発する。
天然には単体として存在せず、燐酸塩などとして鉱物・動植物界に広く存在する。
主要鉱石は燐灰石、元素記号P、原子番号15、 原子量30.97。
「カルシウムに次ぐミネラル」
リンは、無機質(ミネラル)として体内に含まれる量がカルシウムに次いで多く、
栄養学的に見て重要な役割をもっており、リンがなければ生命は絶対に保持できません。
体重の約1%(成人で約600mg)を占めており、
その90%が骨に分布し、カルシウムと結合して骨組織を形成しています。
(骨や歯には大部分が「リン酸カルシウム」として、一部は「マグネシウム」として存在する)
あとは筋肉、脳、神経、肝臓、などにあって種々のリン化合物の形でたいせつな生理作用を行っています。
たとえば「レシチン」となって脂肪の代謝に関係したり、
「核酸の成分」となって細胞の生理作用に関与しています。
詳しく解説すると、各細胞中に次の化合物として代謝に広く関与している。
1) 「グリコーゲン」や「ぶどう糖」等の解糖反応は 「ブドウ等−1−リン酸」、
「グリセラルデヒド−3−リン酸」 などをはじめ、各種リン酸化合物を中間代謝産物として行われる。
2) 「ATP(アデノシン三リン酸)」 や 「クレアチンリン酸」 などは、
高エネルギー化合物として細胞内におけるエネルギー代謝に関与している。
3) それらの代謝に関与する 「コカルボキシラーゼ」、
「FAD」、「NAD」などはいずれもリン酸を構成分としている。
4) 「核酸」 の構成に、「五炭糖」、「プリン体・ピリミジン体」 の有機塩基とともにリン酸が関与している。
5) リン脂質などの成分である。
「リンの働き・欠乏・必要量」
リンの体内でのの働きは以下の様な物があります。
@酵素作用
A体液の中性保持
B神経刺激の伝達
C浸透圧の調整
などの生物の機能を維持するのに重要な役目を担っている。
もしリンに過不足が生じると、カルシウムの利用が悪くなります。
とはいえ、食品の中にはカルシウムよりもリンのほうを多く含むものがほとんどなので、
リンの摂りすぎには注意が必要です。
不足したときの症状は新陳代謝が阻害され、骨が弱くなったり、発育不全やクル病になりやすい。
リンを多く含む食品には、イースト、殻類、カボチャの種子などがある。
リンの必要量は一日600mg前後ですが、
子供の方が比較的多く必要とする。
リンが体内で活躍するためにはカルシウムとの比率が重要で、
カルシウム対リンが二対一程度が適当な割合となっています。